教授挨拶

ご挨拶 

  

TCIDEAのホームページをご利用いただきありがとうございます。 

 

国立大学法人東京科学大学 感染症センター(Institute of Science Tokyo, Center for Infectious Disease Education and Analysis:TCIDEA)副センター長を拝命いたしました矢沢知子でございます。TCIDEAの社会医学部門として感染症健康危機管理学分野を担当しています。 

 

新型コロナウイルス感染症は、病原体が変異を繰り返し、感染者を増減させながら、生命や健康への危機のみならず、社会全体への大きな脅威となりました。 

そして今もなお、私たちの社会は、感染症による危機発生の恐れに直面しています。未知のウイルス等の宿主となる動物との接触の機会の増加、国際的な往来が広がる中、新興感染症等が、世界中に拡散することを現実として捉え、備える必要があります。 

このため、TCIDEAは、2023年11月に活動を開始しました。 

TCIDEAは、臨床医学部門、社会医学部門及び基礎医学部門の3部門が連動して国内外の感染症対策に貢献し、新たな脅威に立ち向かう感染症に強い社会の実現を目指しています。 

略称の "IDEA "には、感染症の知識、豊かな着想、未知なる脅威への想像と予感などといった意味が込められています。このことを共有し、感染症の知識、豊かな着想等を育みながら未知なる脅威へ挑む。そうした次世代の人材を社会へ排出したいと願っています。 

このホームページは、TCIDEAの視点を交えながら、感染症に係る情報を提供させていただくとともに、学内外の関係機関と共有、意見交換する場にしたいと考えています。創意工夫を重ね鋭意更新してまいりますので今後ともご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。